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一人営業も一ヵ月

毎週行っていた飲み屋数件は
信用で合鍵を借りて早朝に活け込みを済ませて市場へ
なぁんて仕事も慣れつつありーの

石神井のアソコは手渡しで月払いだったからなー

集金兼ねてフラッと行くか

消費税の話もしなきゃだしな・・・







「あのさー
　さすがに8パーはキツいから来月から外税にするよ」

「ふーん・・・んじゃもう花止める」


*ﾟДﾟ)*ﾟдﾟ)*ﾟДﾟ)ｴｴｪｪ


「ちょ・・・止めるて」

「だってそうだろ
　今まで5パーが内税で8パー外税って事は
　13パーもボッタくるつもりかっ！」

（言ってる意味が分かんねぇ・・・ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ((;ﾟДﾟ))






「あ、あの・・・
　コインパーク代も請求してないし
　ボッた商売はしてませんけど・・・ぇぇ」

「そうかー
　じゃぁ何パー乗っけんだ」

「いや、そこは、あの、は・・はち・・・
　
　やだー　蜂が飛んでるー」

「いねーよ
　じゃぁ今月で終わ







・・・でやらせていただきます」

「なに？」

「現状維持でやらせていただきます
　って言ってんだろ！
　この外道ジャイアン野郎がっ！」

「ハハッ
　それがいいぜ
　あとはテクでうまいことやってくれぃ
　
　さぁ呑もうぜ」







「その酒は伝票についてますのん？」

「いやオレの奢りだ」

「ではジョッキでカモーン
　今夜はしこたま呑んだるわ」

「おいおい
　もうオカダの許容量超えてるぞ」

「るっせー
　13％分呑ませろコラー」

「ガハハハ」

「ウヒャヒャ・・・






新店舗に真っ先に飾ったコイツ


当時のメンバーを偲び古びた弦もそのままで


13パーセントほど痩せた身体で


その時を待つ